図案ずあん
方眼紙に柄を描きます。経糸と緯糸の一目ずつが、ひとマス。どの糸のどこを白く残すかは、ここで決まります。
糸のうちに染めてから、手機で織る。先染めの絹織物をつくる、小さな織元です。図案から仕上げまで、八つの手仕事をご覧ください。
横に送ると、下の布が少しずつ織り上がります。機の前に座るのは、最後のほうだけです。
方眼紙に柄を描きます。経糸と緯糸の一目ずつが、ひとマス。どの糸のどこを白く残すかは、ここで決まります。

図案のとおりに、白く残したい所を糸で固く括ります。染まらなかった所が、あとで絣の柄になります。

糸のうちに染めるから、先染め。何度も浸けては干して、深い色にしていきます。乾くと少し明るくなります。

経糸を、決まった長さと本数にそろえて巻き取ります。一本でもゆるむと、布にしわが寄ります。

経糸を一本ずつ、綜絖の小さな目に通します。千本を超える糸を、図案の順番どおりに。

櫛のような筬の、羽の間に糸を通します。これで布の幅と、糸の詰まり具合が決まります。

足で踏んで経糸を開き、杼を通し、筬で打ち込む。括った白い所を、一段ずつ指で合わせながら織り進めます。

光にかざして、傷や織りむらを確かめます。湯気をあてて幅をととのえ、巻いて一反になります。
経糸の本数と長さは、着尺一反のめやすです。柄によって変わります。
同じ絹でも、糸のつくり方と織り方で、まったく別の布になります。工房では、この四つを使い分けています。
経糸の上げ下げで、柄を浮かせる織り方。光の当たり方で、地の模様が見えたり消えたりします。
括って染めた糸で織ると、柄のふちが少しかすれます。このにじみが、手で合わせた跡です。
真綿から手で引き出した糸で織ります。ところどころの節が、素朴で温かい手ざわりになります。
緯糸を爪で掻き寄せながら、絵を描くように織ります。色の境目に、小さなすき間が生まれます。
機の前に座る時間より、── 杼音の織り手
糸の支度をしている時間のほうが、ずっと長いんです。
着物の布はもちろん、小さな品や、お店の内装の布もお織りします。
一反ずつ、手で巻いています価格は税込の目安です。柄と糸によって変わります。
色や柄をご一緒に決めて、一反を織ります。お渡しまで、三〜六か月ほどです。
着る場面や、お好きな色を伺います。
方眼紙の図案を、二〜三案お見せします。
実際の絹糸で、色をお確かめください。
途中の様子を、写真でお送りします。
工房で、広げてご覧いただきます。
機を織るところを、すぐそばでご覧いただけます。反物や小物も、手に取ってお選びください。
| 工房の見学 | 土曜 10:00 と 14:00(前の日までにご予約) |
|---|---|
| 品物の販売 | 月〜土曜 10:00〜17:00 |
| お休み | 日曜・祝日 |
| お仕事のご相談 | 内装の布・小ロットの織物も承ります |